2009年12月11日金曜日

イメージマップ作成!!

イメージマップとは、習志野馬サブレのイメージ(印象)を作り上げる上で、言葉では表しにくい部分をグループ内で共有する為のツールです。

(C)2009 NCCI, All rights reserved.


言葉だけでは共有しきれない、イメージの要素を抽出する為に予め決められた


 「時間(どんな時代性を持っているか?)」

 「主義とスタイル(どういった精神を大切にするのか?)」

 「形(どういった外観的な特性を持っているか?)」

 「状態(どんな湿度や温度をもっているのか?)」

 「構造(どんな構造を持ったものか?)」

 「触覚(それはどんな質感を持っているか?)」

 「味知覚(口の中でどういうインタラクションを引き起こすのか?)」

 「食聴覚(噛んだときのクレッシェンドの強さや音の質は?)」


といった切り口から自分の中のイメージをキーワードや写真で表現して「これは違う、それはわかる」と議論をし、具体的な共有をはかるための、いわば可視言語と言って良いでしょう。

こうして統一されたイメージに向かい、パッケージやサブレの商品化、対外的な展示などの一般の露出に関わるブランド展開をつくり込んで行くのがこのイメージマップ作成の目的です。

(C)2009 NCCI, All rights reserved.


作業工程


① 最初は先程述べた8つの項目ごとに思いつく限りのキーワードを挙げ、ポストイットで貼っていきます。自分の中のイメージを整理するための第一段階です。


② キーワードを整理して、共有できていないキーワードについて提示者がプレゼンテーションを行い漏れの無いようにする。


③ 8つの項目ごとに傾向を見て2〜4のキーワードにまとめます。これは、全員の意識を統一するにあたって、項目内のバラバラのイメージをグラデーションになるように並べ替え、どこが目指すべきイメージなのかを具体的に決定していくことが目的です。


④ 最終段階では各キーワードに対し抽象的な写真を選んで持ち寄り、「こういうイメージ」と説明しあって、方向性を修正し、共有します。


こうしてブランドイメージを共有してプロジェクトメンバーが同じものを目指してモノづくりをするという体制が整った訳です。

これから、このイメージマップを用いて製品化へ向けた本格的な動きにいこうしていきます!


2009年11月26日木曜日

現場調査とブランドイメージマップ

11月26日に、サブレを作って頂くベーカリーさんの店舗へ実際にお邪魔し、
パンを作る調理場や、普段から使用している素材などを見せてもらった。


ベーカリーさんが普段から使用している素材などをを拝見。
素材の種類によって、クッキーの出来も変わってくるそう。


コンペの内容や、最終選考に残った形の説明をし、実際にサブレを制作する上での
条件などを伺った。
技術者さんからの意見は、私達が考えていたことと違い、
新しい発見が沢山ありました。


私達が考えているブランド(馬サブレ)のイメージを視覚化(文字や画像などで相手に伝える)して
ベーカリーさんにも共有してもらうことで、目指すべき同じ方向へと進んでいくことが出来る。イメージの共有をすることで、ブランドの統一が図れるのです!



そんなこんなで、長居をさせて頂き、実際にクッキーを作らせてもらいました!
自分で作るクッキーとは違い、サクサクでとてもおいしかったです!
ありがとうございました!!!



2009年11月22日日曜日

人気投票1日目!



1日目に投票してくれたのは、

200人超!

一般の方々を含め沢山の人たちが投票してくれました。投票してくれた方々、ありがとうございました。
こんな感じで投票してました。

2009年11月14日土曜日

グランプリを決める人気投票を行います!

今月21日から23日までの3日間、千葉工業大学津田沼祭にて、選ばれた優秀作品10点の中からグランプリと準グランプリを決定する人気投票を行います!

審査員だけでグランプリを決めればお手軽で簡単なのに、どうしてわざわざ一般の方を巻き込んでまで投票をするのか・・・
その理由は、習志野という歴史ある街に行き来する、より多くの方にこのプロジェクトの一員として参加していただきたいと思ったからです。
つまり、一般の方が習志野のお土産作りという、地域の活動に参加できる貴重な機会なのです。
こちらはどなたでも参加できますので、奮ってご参加ください!
詳細は以下の通りです↓

日程:
2009年11月21日から23日(千葉工業大学津田沼際開催期間)
場所:
千葉工業大学 津田沼校舎
モリシア方面ゲートを入ってすぐの店舗「cafe & bar Grain」

この「cafe & bar Grain」の店舗内外で投票を受け付けております。詳しくはスタッフまで!
(ちなみに、投票していただくとサンプルのサブレの試食ができるかもしれませんよ!)

押田

10案の選抜作品が決定!

112点もの作品の中からわずか10点を選び出すのにはかなりの時間を要しましたが、それぞれ違った個性豊かな作品が選出されました。

以下がその優秀作品10点です。











(C)2009 NCCI, All rights reserved.PAT-P

テーマは「サブレの形」ということで、コンセプティブなものが多く選出されたように見受けられます。




事実上、この10人には入賞が約束された訳ですが、11月21日から23日までの3日間、千葉工業大学文化祭の「津田沼祭」にて一般投票を行い、その結果をふまえた上で最優秀作品の選考会が開かれます。

津田沼祭の詳しい情報は詳細なポスターが上がり次第掲示します。


押田

1次審査を行いました!


11月12日、審査員に習志野商工会議所から2名、千葉工業大学からデザイン科学科長上原勝先生、非常勤講師の横溝賢先生、デザイン科学専攻大学院生2名を審査員として「習志野馬サブレデザインコンテスト」1次審査会を行いました。

学生から募集した112通のデザイン案を会議室に並べての審査。会議室の机が全部埋まっちゃいました。並べられた作品を1つ1つチェックして回る審査員の方々。う〜ん真剣。
更に審査員が気になった作品について「この作品はココが良いね。」「この作品には素晴しいメッセージが含まれている」とか作品の良い所を審査員同士で話し合いながら楽しみながらの真剣な審査。こうして深い議論の末、ノミネート作品10点が選定されました。

ノミネート作品10点は千葉工業大学で11月21日から23日まで開催される津田沼祭にて発表されます。作品の人気投票も行うので、ぜひ見に来て投票して下さーい。

2009年11月9日月曜日

デザイン案募集締め切り!!


今月2日、ついに学内で募集していた「習志野馬サブレデザインコンテスト」が終了しました。
当初はなかなか応募数が少なくて一時期はどうなるかと思いましたが、募集閉め切り間近になってバタバタと応募が来ましてなんと・・・

112通もの応募がありましたー!!

見てください、このボリューム!
本当に応募してくださった学生の皆さん、ありがとうございました!企画運営側として感無量でございます!


一次選考は11月の12日の予定です。
幸福をもたらす左馬のサブレ・・・一体どんな作品が集まったんでしょうかね?
楽しみにしています。

押田

2009年10月30日金曜日

ブログタイトル

このブログのタイトルが決定致しました!!

「習志野ブランド活性化プロジェクト」という名前をサブタイトルに使い、
サブレのたてがみ」をタイトルにしました。

これはプロジェクトの最初の一歩として行っている「習志野馬サブレデザインコンテスト」のサブレに、習志野の広い草原にそよ風を受けながら立つ馬のイメージとあわせて考えられました。

写真は沢山のタイトルアイディアの中から研究室のメンバーに投票してもらっているところの風景です。活動の経過をどんどんアップしていきたいと考えておりますので、今後ともよろしくおねがいします!

押田

2009年10月27日火曜日

募集要項

こんにちは。

初めまして、プロジェクトメンバーで千葉工業大学学生の押田です。

募集要項をwebページでもご覧頂けるようにこちらに投稿しておきます。以下が募集要項です。


参加資格 : 大学生・大学院生

提出期限 : 2009年11月2日 津田沼校舎 新1号館(20階建ての棟です)6階     佐藤研究室前 応募箱まで

応募方法 : A4判用紙・縦位置の表面に、①作品のコンセプト②スケッチまたはデジタ      ル出力にて、サブレのデザイン案をレイアウトし裏面に氏名、学籍番号、

     E-mailアドレスを記載の上、佐藤研究室前の応募箱に提出してください。

選考条件 : 習志野と縁を持ちつつ、独創的な味、フォルムを考えたデザインか。

    「楽しさ、温かさ、親しみ易さ、愛嬌」を感じるデザインか。

      食べるときに崩れない、食べ易さを考慮したデザインか。

選考課程 : 一次選考(ノミネート)応募作品の中から審査員が10点作品を選びます。

      最終選考(ファイナリスト)一次選考通過作品を、

      津田沼祭(11/21〜23開催)にて発表し、来場者に人気投票を行います。

      人気投票結果をふまえて入賞作品を選出します。


※最終的に商品となる作品は、入賞作品の中から商品化における技術的検討をふまえて決定されます。必ずしもグランプリが商品化に直結する訳ではありませんのでご了承ください。



2009年10月25日日曜日

ポスター作り

サブレコンペということで実際に生地を作ってイメージ撮影を行いました。バター200gをほぐして、卵の黄身1個分を加えクリーム状になるまで混ぜます。続いて、小麦粉400gを加えて練ります。
冷蔵庫1時間ほど寝かしてから4mm程の厚さに延ばします。

馬の型を使ってイメージ撮影。


が、上手くいかなかったので最終的に紙粘土で撮影しました
そのままの物を使うより簡単でやりやすい方法ってありますよね。

応募第1号!

コンペ募集から、まだ数日なのにもう応募して来てくれました。
この調子でドシドシ応募が集まるといいなー。

2009年10月22日木曜日

プロジェクトのはじまり〜

習志野商工会議所と習志野市のベーカリーと千葉工業大学が連携をとって、習志野市の地域ブランドをデザインするプロジェクトがスタートしました。

プロジェクトメンバー千葉工業大学の姫野です。

千葉工大からは自分と押田が非常勤講師の横溝先生の監修の下、プロジェクトの進行に参加しています。

このブログでは、プロジェクトの活動を掲載していきます。



まず、習志野市について


1.習志野は馬のまち

習志野・船橋地区は江戸時代は馬がたくさんいるだけの原っぱだったようです。習志野は日本の騎兵隊の発祥の地で、日露戦争では秋山好古を旅団長とする第一騎兵旅団が活躍したそうです。また、市内の大久保商店街のゲートにも馬の絵柄が用いられていて、習志野は古くから馬と由縁のある地域といえます。つまり、馬は習志野の歴史的シンボルです。


2.にんじんが名産品です

習志野市を代表する名産品はにんじんです。JA千葉みらい習志野支店では農業祭や料理講習会などで、にんじん料理のレシピを紹介するなどの活動がおこなわれています。


3.学園都市ナラシノ

習志野市には千葉工業大学や日本大学などがあり、学園都市として未来の人材を育てる地域です。



これらの3つの魅力を背景として習志野ブランドを創り上げていきます。



企画は単純明快で習志野の象徴の馬をモチーフとしてニンジンを用いたサブレを開発して、習志野を代表するお菓子ブランドとして立ち上げて未来に繋げるというプロジェクトです。











馬サブレコンテスト開始!

学生に馬サブレのアイデアをコンペ形式で募集を開始しました。コンペ用のチラシとポスターを制作しました。↓


























11月2日(月)が応募締め切りです。斬新でハッピーになれるアイデアが出てくること期待しますが、お菓子のデザインということで、楽しんで応募してくれるといいですね!