
(C)2009 NCCI, All rights reserved.
言葉だけでは共有しきれない、イメージの要素を抽出する為に予め決められた
「時間(どんな時代性を持っているか?)」
「主義とスタイル(どういった精神を大切にするのか?)」
「形(どういった外観的な特性を持っているか?)」
「状態(どんな湿度や温度をもっているのか?)」
「構造(どんな構造を持ったものか?)」
「触覚(それはどんな質感を持っているか?)」
「味知覚(口の中でどういうインタラクションを引き起こすのか?)」
「食聴覚(噛んだときのクレッシェンドの強さや音の質は?)」
といった切り口から自分の中のイメージをキーワードや写真で表現して「これは違う、それはわかる」と議論をし、具体的な共有をはかるための、いわば可視言語と言って良いでしょう。
こうして統一されたイメージに向かい、パッケージやサブレの商品化、対外的な展示などの一般の露出に関わるブランド展開をつくり込んで行くのがこのイメージマップ作成の目的です。
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作業工程
① 最初は先程述べた8つの項目ごとに思いつく限りのキーワードを挙げ、ポストイットで貼っていきます。自分の中のイメージを整理するための第一段階です。
② キーワードを整理して、共有できていないキーワードについて提示者がプレゼンテーションを行い漏れの無いようにする。
③ 8つの項目ごとに傾向を見て2〜4のキーワードにまとめます。これは、全員の意識を統一するにあたって、項目内のバラバラのイメージをグラデーションになるように並べ替え、どこが目指すべきイメージなのかを具体的に決定していくことが目的です。
④ 最終段階では各キーワードに対し抽象的な写真を選んで持ち寄り、「こういうイメージ」と説明しあって、方向性を修正し、共有します。
こうしてブランドイメージを共有してプロジェクトメンバーが同じものを目指してモノづくりをするという体制が整った訳です。
これから、このイメージマップを用いて製品化へ向けた本格的な動きにいこうしていきます!
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