予備審査を通過した10作品の中から、サブレの商品化が技術的に可能かを調べるため、サブレ型の試作を行いました。
壊れないサブレを作るためには、サブレの成形における技術的な面も考慮しなければなりません。そこでベーカリーさんとの技術会議を行い、現場のパン職人さんからノミネート作品について技術的なアドバイスを頂きました。
そして、ベーカリーさんから得た、技術的な情報や制約を考慮しながら手書きでスケッチされたノミネート案を検証します。試作型として最適なデザイン案を選び、正確な図面を作ってデータ化します。
細かい形状が出るか、細い箇所は強度が保たれるか、といった技術的な制約を確認するために作られた試作用の型枠。硬くて加工が難しいとされるステンレス鋼を、なんと薄さ0.75ッmにカットして作られました。
千葉工業大学工作センターにある高性能な加工機械(ワイヤー放電加工)と、それを扱う職人の手によって作られました。
押田
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